2016年第一弾となる「文化中国・四海同春」芸術団(アジア芸術二団)がまもなく、日本と韓国で計16日間の公演活動を行う。芸術団は6日夜、初の公演地である名古屋に到着した。公演は8日よりスタートする。中国新聞網が伝えた。
「四海同春」芸術団は今回、日本の名古屋、東京のほか、韓国のプサン、ソウル、済州島で計7回の公演を行う。名古屋では春節祭10周年記念特別活動にも参加する予定。
春節祭は、在日華人が春節を祝うために毎年開催している文化フェスティバルで、2007年に始まった。今年は10周年を迎え、春節祭に訪れる人は10万人に達する見込み。
在名古屋中国総領事館の趙大為副総領事は、「『四海同春』芸術団の到来は、名古屋の春節祭を盛り上げるだけでなく、在日華僑・華人が故郷に思いを馳せ、中華文化を伝え、中日交流を促進し、華僑界の団結を強めるきっかけとなる」と語る。