スペインで開催された第18回国際スマート交通年次総会において、青島市スマート交通建設平行交通1期プロジェクトが、2015年度の「IEEE国際スマート交通システム優秀応用賞」を受賞した。同賞は国際スマート交通科学研究・応用水準の最も栄えある賞の一つだ。同賞が2006年に設立されてから、地域性スマート交通応用プロジェクトが受賞するのはこれが初だ。科技日報が伝えた。
海信(ハイセンス)は独自に開発した自己適応信号制御技術、飽和状態下の交通渋滞制御アルゴリズムにより、青島市内3区の幹線道路のピーク時間を2時間40分短縮した。同システムは昨年10月の使用開始後、「渋滞対策の新兵器」になった。5分毎に信号や交通指数などの情報をリアルタイムで一般向けに発表する。ビッグデータ解析により、渋滞判断の正解率が90%に達しており、業界平均を20%上回り、多くの世界一を記録した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月4日