外交部(外務省)は17日、李克強総理による第4回中国・中東欧諸国首脳会議出席について国内外のプレス向けブリーフィングを行い、王超外交副部長(外務次官)が説明を行った。
王副部長によると、李総理は11月24、25両日に蘇州で行われる第4回中国・中東欧諸国首脳会議に出席する。会談後、習近平国家主席が北京で中東欧諸国首脳と会見する。会議期間、李総理は「16プラス1」首脳円卓会議、第5回中国・中東欧諸国経済貿易フォーラム開幕式に出席し、演説を行うほか、中東欧諸国首脳とそれぞれ会談する。また、EUなどの代表がオブザーバーとして出席する。
第4回中国・中東欧諸国首脳会議は中国にとって今年のホームグラウンド外交の重要な活動であり、習主席の訪英成功に続く重大な対欧州外交活動であり、中国・中東欧諸国協力および中国・欧州関係の持続的で均衡ある踏み込んだ発展にとって重要な意義を持つ。
今回の会議のテーマは「新たな出発点、新たな分野、新たなビジョン」。新たな出発点は中国側が初めて首脳会議を開催し、「16プラス1協力」が従来の事業を受け継ぎ今後の道を開く重要な発展の時期にあることを指す。新たな分野は今回の会議が新たな措置を打ち出し、新たな目玉をつくり、新たな分野を切り開くことを目指していることを指す。新たなビジョンは今回の会議がトップレベルデザインを重視し、今後5年間の発展を計画することを指す。李総理は16カ国首脳とコネクティビティ、貿易、投資、金融、農業品質検査、人、文化分野の協力の強化策について重点的に話し合う。会議後は成果文書を発表する。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年11月18日