10日午後11時、四川省双流にある大学の男子寮の部屋で、大学3年生の鵬さんはサイトを閲覧し、翌日の「ダブル11(11月11日)」のセール品を買うために、熱心に商品を選んでいた。彼の背後にいた李さんは、今回の「ダブル11」販売合戦に加わるつもりはなく、のんびりと映画鑑賞を楽しんでいた。四川新聞網が報じた。
立冬が過ぎ、成都も寒くなってきたが、みんなの「買い物」熱が冷めることはない。鵬さんは、上着をはおって寝室のベランダに立ち、携帯を操作してショッピング画面を開き、最後の準備をしていた。
クラスメートの臧さんは、布団に入り込み、携帯アプリを使ってショッピングカートの決済画面に進んでいた。彼はこれまでに、実店舗で700元(約1万3千円)前後のコートを下見していた。「ダブル11」特価なら249元(約4800円)で手に入ることを知った彼は、思い切りよく「購入確定」をタップした。
時計の針が午前0時を回り、寝室は消灯時間を迎えた。「ダブル11」買物祭り当日がいよいよやって来た。男子学生寮の廊下では、数名の学生が、廊下の証明を頼りに、一心不乱に携帯を見つめていた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月12日