流れ星は11月の星空の主役だ。有名なしし座流星群の他に、おうし座流星群(北群)、いっかくじゅう座α流星群も相次いで登場する。金星と火星も、夜空で遭遇する。科技日報が伝えた。
おうし座流星群(北群)は10月20日から12月10日にかけて活動を活発化させ、11月12日にピークに達する。この期間中、同流星群の火球はほぼ一夜を通して観測でき、月光に干渉されることもなく、観測に非常に適した条件となる。しかし北京天文館の李昕氏によると、この流星群は数が少なく、1時間あたり1桁台になるという。
流星群の「王」が、11月18日に再び訪れる。李氏によると、しし座流星群は近年やや「没落」している。今年は2001年の大出現のような盛況を呈さないが、18日のピーク時には1時間当たり20個に達し、12時を過ぎてから観測条件が良好になるという。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月2日