湖北省武漢市で10月30日、中国商業宇宙サミットフォーラムが開催された。フォーラムに出席した中国航天科技集団公司の楊保華副総経理は、2022年頃までに0.5メートル級高分解能商業リモートセンシング衛星システムを構築する計画を明らかにした。2016年末までに初打ち上げを行うという。科技日報が伝えた。
楊氏によると、同システムは16基の0.5メートル級光学衛星、4基のハイエンド光学衛星、4基のマイクロ波衛星、複数のイメージング・ハイスペクトルなどの小型衛星によって構築される。構築後は世界を毎日5−6回観測することができる。
同社はすでに衛星の製造、打ち上げサービス、衛星の運航、地上設備の製造・サービスという整った産業チェーンを構築している。同社は現在までに、通信・測位・リモートセンシング・科学実践など215基の各種衛星を開発・発射しており、122基が軌道上で安定的に運航している。長征シリーズのロケットは、215回の打ち上げ任務を遂行している。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月2日