中国は10月7日12時13分、商業衛星「吉林1号」を搭載した「長征2号丁」ロケット、酒泉衛星発射センターから打ち上げた。吉林1号は、1基の光学リモートセンシング衛星、2基の動画撮影衛星、1基の技術実証衛星からなる。これは中国のリモートセンシング技術が商業化・産業化に向け、重要な一歩を踏み出したことを意味する。人民日報が伝えた。
吉林1号は高画質の写真撮影が可能なほか、動画撮影も可能で、画像の地上解像度は1.12メートルと、ユーザーにリモートセンシング動画の新体験をもたらす。衛星は打ち上げ後、農林などの資源管理、環境観測、土地計画、地理測量など幅広い分野で活用される。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月8日