第28回東京国際映画祭は10月31日に閉幕し、コンペティション部門最高賞の東京グランプリにはブラジル映画「ニーゼ」が選ばれた。最優秀女優賞も、ニーゼを演じたグロリア・ピレスが受賞した。人民網が報じた。
アジアの未来部門にノミネートされていた中国映画「告別」は国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞した。主な受賞作品は以下の通り。
コンペティション部門
東京グランプリ:「ニーゼ (Nise- The Heart of Madness)」(ブラジル)
審査員特別賞:「スリー・オブ・アス(All Three of Us)」(フランス)
最優秀監督賞:ムスタファ・カラ監督(「カランダールの雪(Cold of Kalandar)」(トルコ))
最優秀女優賞:グロリア・ピレス(ニーゼ)
最優秀男優賞=ローラン・モラー、ルイス・ホフマン(地雷と少年兵、デンマーク)
最優秀芸術貢献賞:「家族の映画」(Family Film、チェコ、ドイツ、スロベニアなど)
観客賞:「神様の思し召し(God Willing)」(イタリア)
その他の部門
アジアの未来部門作品賞:「孤島の葬列(the Island Funeral)」(タイ)
国際交流基金アジアセンター特別賞:「告別」(中国、監督デグナー)
日本映画スプラッシュ作品賞:「ケンとカズ」(日本)
WOWOW賞:「カランダールの雪(Cold of Kalandar)」(トルコ)
サムライ賞:呉宇森(ジョン・ウー)、山田洋次
A ARIGATŌ(ありがとう)賞:樹木希林、日野晃博、広瀬すず、細田守、リリー・フランキー
「人民網日本語版」2015年11月2日