1日から7日が国慶節(建国記念日)に合わせた7連休となった中国。江蘇省餐飲協会が7日に発表した統計によると、連休中、中国全土の飲食業界の売上総額は前年同期比17.6%増の計67億9600万元(約1291万円)に達した。 揚子晩報が報じた。
連休中はちょうど食欲の秋でカニのおいしい季節でもある。江蘇省蘇州市にある淡水湖・陽澄湖の上海ガニの水揚げが始まっており、洪沢湖、泰州、六合などの地では、カニ関連の美食文化フェスティバルが開催され、市民や観光客がカニを堪能した。
南京市に住む王さん(女性)は連休中、友人と高淳区を訪れ、カニ取りに挑戦。もちろん、その後捕まえたカニを堪能した。「ここのカニはイネに囲まれ、とても新鮮で身も詰まっていて、とてもおいしい」と王さん。
連休中、江蘇省各地では、150グラムのメスカニが平均1匹30元(約570円)とお手頃な値段で販売された。ただ、今年は気温が低いため、250グラム以上のオスのカニの値段は1匹120元(約2280円)とやや高くなっている。連休中、同省では蒸しカニやカニ玉、豆腐とカニの炒めもの、カニみそ肉団子などの各種カニ料理が食卓をにぎわし、60トン以上のカニが消費された。
「人民網日本語版」2015年10月8日