双方は両軍各レベルの交流と政策対話の強化、ならびにより多くの合同演習を行っていくことでも同意した。双方は、テロ主義は人類共同の脅威であるとの見方を示し、二国間と多国間のテロ撲滅協力の強化に同意した。海賊撲滅と人道主義救援減災、国際平和維持といった分野での交流協力も強化し、腐敗撲滅と法執行の協力強化と各種多国間の腐敗犯罪活動への取り締まりなどでも意見の一致をみた。
双方は、中米両国はアジア太平洋地域において幅広い共同利益を有し、引き続き地域事務について対話と協力を深化させ、双方がアジア太平洋地域において積極的かつ包容的な協力関係を構築することで尽力し、地域の国々と共にアジア太平洋の平和と安定、繁栄を促進していくことで意見の一致をみた。
双方は、引き続きグローバルな挑戦に共に立ち向かい、国際社会により多くの貢献をしていくことで意見の一致をみた。双方は、気候変動に関する共同声明を改めて発表し、二国間実務協力の拡大、多国間対話の協調強化、パリ気候変動大会での重要な成果の推進に同意した。また、双方は中米発展協力備忘録に調印し、アフリカ、アジアなどの地域で食料安全、公共衛生システムの構築、応急救援といった分野での3か国協力の拡大に同意し、ポスト2015年開発アジェンダの実行でも連携を図る。双方は国際核不拡散条約を維持し、関係各国のイラン核問題「合同包括行動計画」の合意を歓迎することで同意し、平和的方法で朝鮮半島の非核化を実現し、半島の平和と安定維持に尽力していくことを改めて表明した。
双方首脳は南中国海問題やサイバーセキュイリティ、人権といった問題をめぐっても意見を交換し、習主席は中国側の原則的立場を表明した。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年9月27日