2015年は中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたる。北京市公園管理センターによると、北京市所属の11箇所の公園及び中国園林博物館は、「歴史を銘記し、烈士を追想し、平和を大切にし、未来を切り開く」をテーマに、重要な観光地や広場といった場所に記念花壇を配置することとなった。各花壇のテーマは「平和」を強調しており、市内合わせて32箇所に配置する。花壇には合計280万鉢の鉢植えが使われ、今月23日から9月の初頭まで展示される予定だ。新京報が伝えた。
中山公園の花壇―勝利のラッパ
孫中山(孫文)の銅像の後ろに設置されるこの花壇は、主体が「長城」をモチーフにし、大きな手がラッパを握り締めている。ラッパからは勝利の歌が響き、それが二匹のハトに変身、広い空に飛んでいく。戦後の平和かつ幸せな生活を象徴している。
北海公園南門の花壇―素晴らしい青写真、新しいシルクロード
五色の草、ベゴニアなどの鉢植えで作られた、シルクロードの地図を表現するこの花壇は、北海公園の美しい風景と照り映え、「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の素晴らしい青写真を描いている。