「立場の違いから見て、韓日両国が中国を見る根本的視点、特に今回の抗日戦争70周年活動開催に対する視点は完全に異なる」。韓国国立外交院の金漢権教授は9日、環球時報の取材に「中日関係は歴史認識問題の影響を受けており、『韓米同盟』と『韓中戦略的協力パートナーシップ』を均衡的に維持し、韓中関係をさらに発展させる韓国の立場と大きな違いがある」と指摘した。環球時報が伝えた。
安倍政権の最近の言動は多くの国々の懸念を招いている。「平和を創造するのは軍備ではなく和解だ」。「ドイチェ・ヴェレ」論説によると、平和の願いを示したいのなら、日本は歴史を直視しなければならない。戦争終結からこれほどの年月が経ったのに、日本はアジア諸国に対する様々な残虐行為よりも、戦争被害者としての立場を強調している。だが日本は第一に戦争の加害者なのだ。日本は今日まで歴史を正しく反省し、隣国間の和解を推進しようとしない。論説は「安倍首相は頑なに平和憲法を改正し、米国の協同下で戦争能力を強化して、中国に対抗しようとしている。こうした考えは地政学的観点からは理解できるかも知れないが、戦争終結から70年にあたり、安倍首相は無数の日本国民の支持を失った。平和と安定をもたらすのは軍備拡張と武力の誇示ではなく、和解だからだ」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年8月11日