高齢の日本人である丸山巌さんが7月27日、自転車で遼寧省瀋陽市に到着し、「九・一八」歴史博物館を見学した。丸山さんは1935年に黒竜江省ハルビン市で生まれ、11歳の時に2か月以上の歳月をかけて東北の3つの省を横断し、葫芦島市を経由して日本に帰り着いた。自分を助けた善良な中国人への感謝のために、世界反ファシズム戦争勝利70周年の時に丸山さん一行はハルビンを出発し、長春、瀋陽を経由して最終的には葫芦島まで恩人を訪ねる計画で、道中は両国の若者に平和を愛し、歴史を忘れないよう呼びかける計画だ。中国新聞網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月29日