国連がこのほど開催した展覧会「芸術の変革の力」で、中国の人気女優・鞏俐(コン・リー)が、オードリーヘップバーンなどと共に、人類の文化に傑出した貢献を行った16人に選ばれた。人民網が報じた。
16人の肖像画がニューヨークの国連本部に展示されている。16人には芸能人のほか、思想家などが含まれており、役者3人のうち1人が鞏俐だった。
鞏俐は、国連食糧農業機関の大使や国連環境計画(UNEP)の環境保護大使などを務めているほか、ユネスコ平和芸術家にも選ばれている。また、主演を務めた「紅いコーリャン(原題:紅高粱)」(1987年)、「秋菊の物語(原題:秋菊打官司)」(1992年)、「さらば、わが愛(原題:覇王別姫)」(1993年)がそれぞれ、ベルリン国際映画祭の金熊賞、ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞し、主演映画が欧州3大映画祭で最高賞を受賞した2人目の女優となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月22日