中共中央、令計画の党籍剥奪と公職追放を決定

　中共中央政治局は20日、中共中央紀律検査委員会の「令計画の重大な規律違反に関する審査報告」を審議、承認し、令計画を党籍剥奪、公職追放処分としたうえ、犯罪容疑について司法機関に送致して法にのっとり処理することを決定した。

　中央紀律検査委員会、最高人民検察院、公安部（公安省）の取り調べに基づき、中央政治局常務委員会は2014年12月22日に会議を招集し、令計画に対する本格的な調査を決定した。調査の結果、次の事実が判明した。令計画は党の政治規律、政治規則、組織規律、秘密保全規律に重大に違反した。職務上の便宜を利用して複数人の利益を図り、本人または家族を通じて巨額の賄賂を受け取った。規律と法律に違反して党と国家の核心的機密多数を入手した。廉潔自律規定に重大に違反し、本人および妻が他人から金品を受け取り、妻の経営活動の利益を図った。複数の女性と不適切な関係になった。令計画の行為は党の性質と主旨に完全に背離し、党の規律に重大に違反し、党のイメージを極めて損ない、社会に極めて悪い影響を与えた。

　中央政治局は20日の会議で、中共中央紀律検査委員会の「令計画の重大な規律違反に関する審査報告」を審議、承認し、「中国共産党規律処分条例」に基づき、「行政機関公務員処分条例」の規定に照らし、令計画を党籍剥奪、公職追放処分としたうえ、犯罪容疑について司法機関に送致して法にのっとり処理することを決定した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2015年7月21日