第19回ロボカップ世界大会が19日、安徽省合肥市で開幕した。米国、フランス、日本、オーストラリアなど47の国と地域の2000人以上の選手が、首位を争い5日間の戦いを繰り広げる。ロボカップ世界大会は1997年8月に名古屋で開催されてから、すでに18回開催されている。同大会は世界で最高クラス、最大規模の、最も幅広い影響力を持つロボット大会だ。新華網が伝えた。
主催者側の説明によると、大会は大学や企業が参加するメジャー部門と、ジュニア部門に分かれる。メジャー部門はロボカップ@ホーム、ロボカップ・レスキュー、ロボカップ・サッカーの3分野・計11競技に分かれる。歴代の大会では、人間が審判を務めていたが、本大会は初めて家事ロボット標準測定システムを導入し、大会の主審とする。自動測定システムは競技場周辺に設置された12のカメラを使い、12方向からロボットの行為を観察し、高精度のモニタリングを実施する。一定基準に基づき、ロボットの性能を客観的かつ正確に評価する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月20日