夏が来ると、灼熱の太陽がギラギラ照りつける。外出前には日焼け止めクリームを塗ることを、決して忘れてはならない。だが最近、海外のSNS上では、「日焼けタトゥー」を入れ、その写真をアップすることがブームになっている。人々は、わざと日焼け用図案入りステッカーを貼って、肌を長時間太陽に晒す。しかし、皮膚科医は、「日焼けは肌の老化を加速させるだけではない。日焼けによるメラニン色素沈着によって、命にかかわるほど深刻な腫瘍が皮膚に生じる恐れがある」と警告している。 海外メディアの報道を引用して中国新聞網が伝えた。
海外のネットユーザーの間で話題になっている「日焼けタトゥー」は、「日焼けアート(Sunburn Art)」と呼ばれるようになった。日焼け止めクリームを図案通りに塗り、長時間日光の下で肌を晒すことで、日焼け止めを塗った部分と塗らない部分との紫外線吸収率の差により肌に図案の輪郭が描かれる。彼らは、自分の日焼け写真をSNS上にアップし、誰のタトゥーが一番素晴らしいかを互いに品評する。
だが、皮膚科医は、このような風潮について、以下の通り警告とアドバイスをしている。
「日焼けタトゥー」を入れると、皮膚の老化が加速する以外に、メラニン色素沈着によって腫瘍が発生するリスクが50%も高まる。外出する時には、かならず日焼け止めクリームで肌をガードすること。日焼け止め製品は、噴霧式のものよりクリーム状の製品の方が、よりUV防止効果が高い。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年7月8日