外交部(外務省)の華春瑩報道官は2日の定例記者会見で、米国とキューバが国交回復を決定したことに喜びと歓迎、支持を表明した。
――オバマ米大統領は1日、キューバとの国交回復を決定したことを発表し、対キューバ禁輸措置の解除を議会に求めた。キューバの指導者、ラウル・カストロ氏もオバマ大統領への書簡で、米国と国交を回復し、20日に大使館を互いに設けることに合意した。キューバ外務省は、米側はキューバに対する禁輸措置と転覆活動を止めるべきだと述べた。
米国とキューバは国交回復を決定し、関係正常化の重要な一歩を踏み出した。これは両国および両国民の共通利益に合致し、米州地域全体の安定と発展にプラスであり、国際社会の長年の普遍的な呼び声にも順応するものだ。
これは良いことであり、われわれは喜びを感じ、歓迎と支持を表明する。
米国とキューバが対話と協議を継続し、同じ方向に向かい、両国関係改善の勢いをさらに揺るぎないものにすることを希望する。米側がキューバに対する封鎖・制裁政策を全面的に撤廃し、双方が国連憲章の趣旨と国際関係の基本的準則に従い正常な国家間関係を発展させることを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月3日