短髪でダークスーツに青いネクタイを締めた外交官が15日午後、初めて定例記者会見に臨んだ。新華網が伝えた。
外交部(外務省)は中国で最も早く報道発表制度を設けた部・委員会(省庁)であり、陸慷氏は32年間で28人目の報道官だ。江蘇省出身で、修士学歴、外交の仕事にすでに20年以上携わっている。
陸氏は今年4月に報道局長に就任して以来メディアの前に数回姿を現した。4月17日には初めて外交部報道官として習近平国家主席のパキスタン訪問、アジア・アフリカ首脳会議出席について発表した。その後、習主席外遊に関するプレス・ブリーフィングも行った。
15日の記者会見では、安倍政権の安保法案に対する日本国民の抗議、朝鮮核問題をめぐる6カ国協議、中東呼吸器症候群(MERS)、サイバーセキュリティーなどに関する10数件の質問に、素早く明快な論理で回答した。