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日本人人質の後藤健二氏の物語

人民網日本語版 2015年02月02日11:01

写真は取材中の後藤氏。
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最近公開された映像によると、「イスラム国」の人質になっていた日本人の後藤健二氏が1月31日、すでに斬首された模様であることが明らかになった。中青網が伝えた。

日本・NHKの報道によると、後藤健二氏は湯川遥菜氏を救出しようとシリアへ向かった際に拘束された。多くの日本の一般市民はこの行動を「幼稚な個人的行動」で同情に値しないと見なしていた。しかし事態の推移とともに、後藤健二氏に対する批判の声は「湧き上がる同情」の声に覆われていった。米国「アトランティック・マンスリー」1月31日付報道によると、米・ニューヨーク(NY)在住の日本人映画プロデューサーがパリの「シャルリー・エブド」襲撃事件の「私はシャルリー」活動を元に、フェイスブック上に「私は健二」というアカウントを開設した。1月28日時点で同ページは2万5千人の「いいね!」を集め、1千人以上が自分の写真をアップして後藤氏を応援し、2月2日時点で4万5千人近くの「いいね!」を集めている。

フリージャーナリストの後藤氏は昨年10月にシリアを訪問して紛争に関する報道を行い、世界の多くのメディアに「イスラム国」攻撃の戦況に関して伝えた。従来は身の危険はなかった彼だが、「イスラム国」に拘束されたもう一人の日本人人質を救出しようとして拘束された。多くのメディアが彼は雇ったシリアのガイドに裏切られたと報道している。(編集YH)

「人民網日本語版」2015年2月2日

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