■中国人におすすめする日本の旅行先は、京都と鎌倉
日本旅行の話題になると、加藤さんは、「中国人は絶対に鎌倉と京都に行くべきだ。多くの日本の伝統的な建築物や寺社があり、見るべき価値がある。日本への理解も深められる」と推薦した。
さらに、「鎌倉は、12世紀末に源頼朝が鎌倉幕府を開き、武家政権が誕生した場所。鎌倉幕府時代の建築物や武家屋敷のほか、神社や寺が数多くあり、一時隆盛を誇った」と紹介してくれた。
一方、京都は、日本文化を代表する古都で、市内にはさまざまなスタイルの建築物が集まっている。近代以降は、京町家が京都を代表する建築物となった。京町屋は江戸時代後期に形成され、京都で最も象徴的な日本の伝統的家屋だ。
日本政府は最近、中国人観光客に対してマルチビザの発行を検討している。これについて加藤さんは、「すごくいいことだ。これによって、中国の友人たちは何度も日本へ行き、自分自身の目で本当の日本を見ることができる。また、日本に対する理解も深まる。より多くの日本人が中国に来るようになるかもしれない。中日両国の民間交流の正常な発展を促進することができるはずだ」と語った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2014年12月31日