【過半数が「頭金になるお金があれば、マイホームを買うより他のことがしたい」】
1990年代生まれの卒業生には、マイホーム需要はもちろんあるが、「マイホームを手に入れるためには、生活の質を落としてもかまわない」という質問に対して、「非常にそう思う」もしくは「ややそう思う」と答えた人は3分の1ほどにとどまった。一方、「重い住宅ローンを背負うくらいなら、マイホームを手に入れなくても良い」とした人は55%に達した。
「マイホーム所有は、資産価値を維持するためには最も良い方法」と考えている人は5割を上回ったが、「もし、頭金になるお金が手に入るのなら、マイホームを買う代わりに、そのお金を使って、創業またはより達成感が得られることをしたい」と答えた人は5割を超えた。
田副室長は、「彼らは、上の世代の伝統的な中国人と同じように、マイホームを、結婚して所帯を持ち、子供をもうけて育てるための必需品と捉える考え方を認める一方で、自分の生活の質をより高め、のびのびとした生活を送ることを選ぶ傾向にある。彼らは『マイホームの奴隷』になるのではなく、『マイホーム不買世代』になる可能性が高い」との見方を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年12月25日