北京と深セン、広州(広東省)を結ぶ高速寝台列車が1月1日から運行を開始するのを前に、16日、列車内の様子を取材した。京華時報が報じた。
高速寝台列車の各ベッドにテレビが設置されている。
普通の寝台列車より10センチ広いベッド
高速寝台列車は16両編成で、定員は630人。運行速度は約250キロだ。うち、1両目と16両目が二等席で、座席の上に落下防止のため内側に向かって低くなっている荷物置きが設置されている。高速寝台列車には、普通の高速列車より広い車両が採用されているように感じた。8両目は食堂車。24時間営業で、乗客は無料で夕食を楽しむことができる。ただ、今のところ温かい食事が提供できる状況は整っていない。
8両目を除いた、2両目から15両目は寝台車。扉を開けると個室が1両当たり10部屋(4人用)並んでいた。
北京鉄道局のスタッフ許世明さんによると、高速寝台列車の寝台車は普通の列車と比べて、各ベッドが約10センチ広くなっているほか、マットも柔らかくなっており、快適度が向上している。