客室には、履き間違え防止のため4色のスリッパが用意されている。
液晶テレビやコンセントも完備
筆者が実際に個室に入ってみると、共同で使うポットが置かれていた。また、各ベッドに液晶テレビが付いており、録画されたドラマや映画、旅行情報などを鑑賞できる。また、ベッドの足側には「呼び出しベル」が付いており、緊急時などに押すと、乗務員が駆けつけてくれる。
車両内はエアコンが効いているため、冬に列車に乗ると暑く、夏に乗ると寒いと感じる乗客も多いだろう。しかし、高速寝台列車では、常時室温が24-26度に調節され、出てくる風の強さも、乗客が自分で調節できるようになっている。
そのほか、ベッドの窓側にライトが付いているほか、洋服掛けや使い捨てスリッパ、イヤホンなども完備している。また、壁には220Vのコンセントも付いている。
高速寝台列車は夜間に運行するため、一晩中乗務員が交代で15分おきに見回り、乗客にサポートを提供する。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月17日