「海上シルクロードを共に建設し、アジア太平洋の夢をつなぐ」をテーマにした第7回アセアン中日韓「10+3」メディア協力セミナー(人民日報社主催)が16日北京で開催された。人民日報が伝えた。
人民日報社の楊振武社長は開幕式のあいさつで、「昨年10月に習近平中国国家主席がインドネシアを公式訪問した際に、『21世紀海上シルクロード』を共に建設する戦略構想を打ち出した。21世紀海上シルクロードは、平和発展や互恵関係および開放と寛容への道だ。『海上シルクロードを共に建設して、アジア太平洋の夢をつなぐ』をテーマに、『10+3』メディア協力セミナーを開催することは、海上シルクロードが象徴する、平和的協力や互恵関係および開放と寛容精神を伝承するためである。21世紀海上シルクロードを共に建設するため、東アジアの協力のあゆみに貢献するメディア人の知恵と力を推進しなければならない」と述べた。
このほか同セミナーの開幕式では、韓国毎日経済新聞社の張大煥会長、Rahardjo Soegeng駐中国インドネシア大使、ラオスのVientiane Times (ラオス日刊英字紙)の総編集長らがあいさつした。中国文化部(文化省)の楊志今副部長や外交部(外務省)の劉建超部長補佐、中国共産党中央対外連絡部の李軍部長補佐らが基調演説を行い、人民日報社の張建星副社長が司会を務めた。
同セミナーには、アセアン10カ国のほか、中国、日本、韓国、バングラディッシュ、インド、パキスタン、スリランカなど17カ国46メディア機構の96媒体の代表、外交使節らが出席した。会議参加者らは青い海の共有・協力、明るいアジアの未来の共同構築、コネクティビティの強化、互恵協力の促進、メディア協力の土台固め、国民の心の通わせ合いなどの議題において熱い議論を展開し、多くの共通認識を得た。(編集MZ)
「人民網日本語版」2014年12月17日