上海に住む陳さんは「女友達」とのインターネットでの盛んなチャットが妻の江さんに発見され、深刻な事態を招いた。それ以来、陳さんは出勤や出張、友人との外食など全て妻への「届け」が必要になったのだ。4年近くの間、陳さんは真剣に報告を続け、時には1日に8回も「届け」をしたこともあった。しかしここ1週間、仕事の忙しさから「届け」を3回もすっぽかした陳さんに妻は不満をぶつけ、コミュニティの住民委員会まで巻き込む騒ぎとなった。最終的には陳さんが今後、時間どおりに「届け」をすることを約束し、もし破ったら家事を1週間担当することで落ち着いた。
結婚や家庭問題のコンサルタントによると、陳さんが仕事に纏わる話を妻に話して困らせたくないと考えながら、「女友達」に話していたことは、家庭問題の発端になる。陳さんと妻の間には信頼上の危機が発生しており、陳さんは自分から妻の疑惑を解消しようとすべきだ。また陳さんは仕事面でも生活面でも妻とのコミュニケーションを増やし、妻も陳さんにより多くの余地を与えるべきだ。そうして初めて仲睦まじい家庭が築ける、とアドバイスしている。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年12月11日