これまで一律2元(約38円)だった北京の地下鉄の料金が今月28日から、距離に応じた料金に改定されるのを前に、地下鉄運営会社・北京地鉄分公司はこのほど、乗客の切符購入時間が伸び、混雑することを想定した対策を制定した。切符販売エリアに乗客が一定以上集中した場合、入場者制限を行うほか、構内を「集中ホール」など6つに分類し、乗客の流れを誘導する。法制晩報が報じた。
同社の担当者によると、改定1週間前から、各駅で、乗客に料金が改定されることや切符の購入方法を伝えたうえで、意見を求めるキャンペーンを実施する。その後、乗客の意見に基づいた対策を講じるという。