◆3.0版の「高速鉄道の動力」
中国南車株洲電力機車研究所は11月4日、3.0版「高速鉄道の動力」、高速列車用永久磁石同期牽引システムが国家鉄道検測・試験センターの地上試験・審査に合格し、間もなく高速列車に搭載されることになったと発表した。これは中国がドイツ、日本、フランスなどの国に続き、同技術を把握した世界でも少数の国になったことを意味する。同研究所の馮江華副総経理は、「同システムの最大の見所は、当社が独自に開発したJD188型大パワー永久磁石同期牽引モーターだ。このモーターの設計上の動力は690kWに達し、国内の軌道交通業界では最大の動力を持つ永久磁石同期牽引モーターだ。同モーターは緩やかな速度調整、高効率、小型・軽量、低騒音、高信頼性などのさまざまな特長を持つ。永久磁石駆動の同期牽引モーターは伝統的な非同期モーターと比べ、省エネ性能が10%以上高い」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月27日