第10回中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)で13日に明らかにされたところによると、中国商用飛機有限責任公司と招商銀行金融租賃有限公司は大型旅客機「C919」30機をめぐる協力覚書に調印した。これにより同機は17の企業から430機の注文を受けたことになる。招商銀行金融租賃有限公司の郭光総裁は、「招商銀行金融租賃は国内で初めて認可を受けて設立された銀行系の金融リース会社として、民間航空機産業の発展支援に対し人任せにできない責任を負っている」と述べた。新華社が伝えた。
このほか「ARJ21-700」も朗業(天津)国際租賃有限公司から新たに20機の注文が入り、累計受注数は278機になった。朗業の程剛氏は、「ARJ21-700は安全で快適、経済的、環境保護に対応しており、企業の発展に新たな天地を開くものになる」と期待を述べた。
中国商用飛機の田民総会計士は、「C919とARJ21-700は市場でますます認められ、信頼されるようになっている。このことは中国の民用航空機産業の一層の発展にプラスに働く」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年11月14日