中国文化院で中国語を学ぶ韓国の若者
また、中国語を教える各種語学学校も雨後の筍の勢いで増加し、英語の語学学校としのぎを削っている。そのほか、語学を確実に習得するために、高校卒業後に、中国の大学に進学する学生も増加している。
中国語ブームは、中国語教材の売り上げ増加にもつながっている。韓国のある大型書店を訪れると、中国語コーナーで多くの人が、教材や試験の対策本などを品定めしていた。ネット上でも、中国語の教材は、これまで一人勝ち状態だった英語の教材の地位を脅かす存在になっている。
韓国メディアの報道によると、韓国国内の中国語教育市場は毎年平均20%増の速度で成長を続けており、13年にその規模は5000-6000億ウォン(約550-660億円)規模に達した。ある教育専門家は取材に対して、「韓国と中国の各分野の交流が密接になっているため、中国語ブームはまだまだつづくだろう」と予測した。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年11月6日