中国初の低軌道周回通信衛星、試験に成功 |
清華大学と信威通信産業集団は10月26日午前、中国初の低軌道周回通信衛星の試験衛星「霊巧」が軌道上のすべての試験を完了したと発表した。人民日報が伝えた。
同衛星の重量は約130キロで、高度約800キロの太陽同期軌道上を運行する。情報によると、同衛星は9月4日に酒泉衛星発射センターから打ち上げられた。通信のカバー範囲は直径約2400キロで、範囲内の衛星携帯電話通話事業、データ通信事業、モバイルネットワーク事業を実現し、主要指標が世界先進水準に達した。同衛星のプロジェクト実施は、中国が自主的に制御する低コスト小型衛星技術の持続的な発展を促し、今後の小型衛星通信新技術・新方法の試験に革新の場を提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年10月27日