2014年10月15日は31回目の「国際白杖の日」だ。江西省南昌市に住む視覚障害者のマッサージ師、夏力さんに取材し、文字と写真で視覚障害者のマッサージ師の仕事や生活をご紹介する。中国新聞網が伝えた。
今年32歳の夏力さんは9歳の時に先天性の白内障を患い、家庭が貧しかったために治療を受けられずに失明し、視覚障害児の学校へ進学した。卒業後は南昌のあるマッサージ医院でマッサージ師としてつとめ、10年以上の学習と模索を通じて高い技術を身につけた。マッサージの技術が高いため、指名率が高く、夏力さんは同医院で少なくない収入を得た。
しかし30歳を過ぎて自分で事業をしたいと考えた夏力さんは、その後マッサージ医院での安定した仕事をやめ、視覚障害を持つ友人数人と協力して視覚障害者のマッサージ店を開店した。「私の中国医学マッサージの技術を利用して、視覚障害を持つ友人の就業を支援したい」。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年10月15日