中国最大の婦人靴小売チェーンの百麗国際持ち株有限公司(ベルインターナショナルホールディングス、1880、HK)はこのほど国際市場への進出を開始した。同公司は2013年に買収した日本のアパレル企業バロックジャパンリミテッドを通じて、傘下の婦人靴ブランド「スタッカート」を引っ提げ日本市場にコマを進めるという。「新華網」が伝えた。
百麗の投資家関連業務の肖伊萍主管が今年7月に明らかにしたところによると、百麗傘下のスタッカートは8月末に日本市場に投入され、日本国内で50店舗を開設する計画で、日本市場は百麗に100億~200億円の売上高をもたらす見込みだ。百麗はまず日本で価格1万5千円から2万円の婦人靴を販売して市場を切り開き、その後、紳士靴や運動靴の市場を開拓するとしている。
スタッカートは先月27日、東京にあるホテル・アンダーズ東京で開業祝賀イベントを開催。日本で代理販売を手がけるバロックジャパンの村井博之最高経営責任者(CEO)によると、今後5年の間に日本市場で100店舗を開設する計画で、まず9月に東京に2店舗、名古屋に1店舗を開設するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年9月5日