インドのタージ・マハル
タージ・マハルは350年以上前に建てられたが、2010年と11年、早急に修復と管理に取り組まなければなくなる恐れがあるとの報告が出された。1996年、インド最高裁判所はタージ保護区を設け、約1万平方メートルの車乗り入れ禁止エリアを作り、遺跡を大気汚染から守るために大量のクワの木を植えた。それでも、ヤムナー川の川辺の木は川の汚染によって腐ってしまった。2010年、タージ・マハルの墓に大きなひびが見つかり、崩れる危険性があることがわかった。さらに、この巨大な地下の穴も建設方法により崩れ、塔も傾いていく可能性がある。政府はここ数年多くの保護措置を行なっているが、観光客の多さが今も重荷になっている。