2014年9月4日  
 

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「レーザー上映時代」に入った中国の映画館

人民網日本語版 2014年09月04日13:03

新型レーザープロジェクターを採用した映画上映技術の普及を目的として、中影光峰電影激光影院技術(北京)有限公司(中影光峰)がこのほど北京で設立された。専門家は、同社の設立により、中国の映画館はだんだんと「レーザー上映時代」に入り、映画館の設備経費が著しく軽減されるとの見方を示した。

現在、中国の映画館では、電気を大量に消費し、寿命も短い「キセノン光源」がシネマプロジェクターとして用いられている。中国工業・情報化部(省)は、「レーザーディスプレイなど特色あるディスプレイ技術」を、「電子情報製造業『十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)』特別計画」に組み入れた。また、科技部(省)は、「十二五」期間中に、「国内映画館のレーザープロジェクター導入率を30%とする」という目標を掲げた。深セン光峰光電有限公司の自主研究開発による世界最先端のALPD(高度レーザー発光式ディスプレイ)技術は今年6月、実用化に成功した。統計データによると、ALPD光源の使用寿命は、キセノン光源の約50倍、電力消費はキセノン光源より50%以上少ない。また、ALPD光源を使って上映した画面は、非常に明るく、色彩が鮮明で、画質が優れており、画像がぶれることも少ない。中影光峰は、中影公司の子会社である中国電影器材責任公司と深セン光峰電公司などの合資により設立された。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年9月4日

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