最高人民法院(最高裁)は27日、中国駐在の各国外交官を対象に初の公開デーを実施した。16カ国の外交官が最高人民法院を見学し、知的財産権関連の裁判を傍聴した。周強院長が各国外交官に、中国の裁判所の活動と司法公開の状況について説明した。
最高人民法院は昨年以来、中国の法による国家統治戦略の推進の成果を国際社会に示し、中国の裁判所について公正で公開された司法という良いイメージを外国の人々に直接感じてもらえるようにしてきた。昨年11月21日には新中国64年の司法史上初めて英語版の『人民法院活動年度報告』(白書)を発表した。今年6月11日には中国駐在の各国外交官を初めて裁判の傍聴に招待した。
公開デーに参加したアンゴラの駐中国大使は「アンゴラも発展途上国だ。中国の経験を参考に、法制度と人権保障システムを整備したい。中国の司法はさらに進歩すると信じている」と語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月28日