6歳の時、王子恒くんは友達の茜茜ちゃんをお嫁さんにしたいとこっそりと母親に打ち明けた。当時、彼は愛情とは何かをまだ理解しておらず、その年に引っ越すことになって茜茜ちゃんと別れる時もそれほど悲しまずに、家の近くの南関街熊児河橋近くで記念撮影をしただけだった。しかし思いがけず18年後に再び彼らが再会した時、彼はすぐに彼女に恋してしまった。このほど2人はかつて写真を撮った橋の側で再び記念撮影を行ったが、今回の写真は結婚記念写真だった。このロマンチックなエピソードは河南省鄭州市で起こった。大河報が伝えた。
彼らが一番好きだった遊びはおままごとだ。王子恒さんによると、おままごとをしている時にファーストキスを茜茜ちゃんに奉げたという。彼は「茜茜のファーストキスも私に違いない」と誇らしげに語る。「4、5歳だった。私以外に他の男の子とキスするなんてありえない」。彼は6歳の時に母親に、友達の茜茜ちゃんをお嫁さんにしたいとこっそり打ち明けた。こうした出来事を茜茜さんは完全に忘れていたという。ある時帰省して小さい頃の写真を一緒に見ていた王子恒さんは、茜茜さんに問いかけた。「小さい頃、君と結婚するって言ったんだ。知っていた?」その日から、「付き合おう」というような言葉はなかったが、二人は自然に一緒にいるようになった。数日後、王子恒さんは茜茜さんを連れて両親に会いに行き、茜茜さんはその日から彼らを「お義父さん、お義母さん」と呼ぶようになった。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年8月20日