普洱市の林業関係者はこのほど、景谷県の野外で赤外線を利用したカメラで20年以上も生息の可能性を探っていたマクジャクの撮影に成功した。大まかな調査によると、同地域にはマクジャク10数羽が生息していると見られる。普洱日報が伝えた。
マクジャクは海抜2千メートル以下の熱帯、亜熱帯の常緑広葉樹林や混合林を中心に生息する。以前は雲南省の多くの州・市でマクジャクが見られたが、密猟や環境破壊などが原因でマクジャクはほとんど絶滅している。
1992年から普洱市林業局は野生のマクジャクの調査を始め、今年初めからマクジャクの野外モニタリングプロジェクトを開始した。スタッフは赤外線カメラを利用して貴重なマクジャクの映像資料を撮影した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月4日