セキュリティソフトの権威ある調査期間、独AV-TEST社は11日、2013年のアンチウイルス大賞を発表した。1社の中国情報セキュリティ企業を含む計4社が、5つの賞を受賞し、中国企業としては初めての受賞となった。新華網が伝えた。
中国セキュリティ企業・安天信息服務のAVL携帯電話用アンチウイルスエンジンは、2013年の第6回目となるウイルス削除試験において通年で最も高い平均検出率を記録し、「モバイル端末最高保護賞」を受賞した。
このほか、ルーマニアのセキュリティソフト「Bit Defender」はウインドウズの家庭用ユーザーの「最高保護賞」、「最高性能賞」を受賞した。フィンランドの「F-Secure」は、ウインドウズの企業ソリューションプランの「最高保護賞」を受賞し、米シマンテックのソフトがウインドウズの企業ソリューションプランの「最高性能賞」を受賞した。
AV-TESTの賞を争う商品は、通年の認証手続きを通貨する必要がある。この認証手続きは2カ月ごとに実施され、すべての検査は実際の検査環境の中で同時に実施される。
AV-TESTは業界が公認する、世界ウイルスソフトの権威ある検査の場で、大規模なウイルスバンクによる検索、独立した客観的な検査と厳しい基準により知られる。同機関は2011年に年間優秀賞を設置した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月13日