中国のパルス強磁場実験装置 世界最高水準に到達
中国のパルス強磁場実験装置は世界「最高」のパルス磁場の仲間入りを果たし、電源設計および磁性体技術の面で世界トップクラスの成果を獲得し、正式に対外開放されることとなった。新華社が伝えた。
華中科技大学国家パルス強磁場科学センター(設立中)の実験装置は8日、米国・ドイツ・日本・フランス・オランダ・中国の30数人の権威ある専門家によって組織される専門家チームの審査に合格した。
同センターの李亮センター長は、「強磁場は極端な低温や超高圧と同じく、現代の科学実験で最も重要な極端条件の一つとされている。この100年間に渡り、各国の学者は意欲的に強磁場条件下の科学研究に取り組んでおり、物理・化学・材料・生物などの分野でオリジナリティある重大な成果を数多く獲得し、関連する新興ハイテク産業の発展を促した。パルス強磁場センターは設立後に正式に対外的に開放され、公共の科学実験の場となる」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月9日