中国側が漁民を見舞う 公平で公正な調査を韓国側に要求
在光州中国総領事館は7日、新華社の取材に韓国警察当局が同日、不法操業容疑の中国漁船2隻を拿捕したことを認めた。総領事館は事件で負傷した中国漁民を見舞うため職員を派遣するとともに、事実関係の確認を進めている。新華網が伝えた。
総領事館はすでに韓国側から知らせを受けた。拿捕された漁船がまだ接岸していないため、韓国側海洋警察に状況を確認している段階だ。総領事館は韓国側に対して、公平、公正な調査を行い、調査結果を速やかに伝え、中国側人員の身の安全と合法的権益をしっかりと守るよう要求した。
韓国聯合ニュースが同日韓国海洋警察当局の発表を援用して伝えたところによると、中国漁船2隻はそれぞれ同日6時35分と8時19分頃に、全羅南道新安郡可居島の北西69キロの海上で「韓国水域に進入して不法操業を行った」。韓国海洋警察は直ちに部隊を投入し、2隻を拿捕した。報道によると、この過程で双方間に衝突が起き、韓国側警察官4人と中国側船員2人が負傷。負傷者はすでに病院に搬送されて治療を受けており、中国側漁民に命の危険はない。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月8日