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携帯用アプリ インターネット発展の原動力に

 中国インターネット情報センター(CNNIC)は北京で17日、第32回「中国インターネット発展状況統計報告書」を発表した。中国網が伝えた。

 同報告書によると、2013年6月末現在、中国のインスタントメッセンジャーを利用するネットユーザー数が4億9700万人(2012年末比2931万人増)に達し、各種アプリの中で増加幅が最大となった。またインスタントメッセンジャーの利用率は84.2%に達し、2012年末より1.3ポイント上昇した。その利用率は1位をキープしながら上昇を続けており、特に携帯電話による発展が著しい。携帯電話のインスタントメッセンジャーを利用するユーザー数は3億9700万人に達し、2012年末より4520万人増加した。その利用率は85.7%となり、増加率・利用率がインスタントメッセンジャーの全体水準を上回った。

 同報告書によると、娯楽系ネットアプリを使用するネットユーザー数は、2012年と比べて大きく増加しておらず、利用率の変化も小さく、業界全体の発展が緩慢になった。携帯電話は、各種アプリの利用者数増加の、重要な突破口になった。携帯電話向け音楽ストリーミング配信のユーザー数は2012年末より14.0%、携帯電話向けネット動画のユーザー数は18.9%、携帯電話向けゲームのユーザー数は15.7%、携帯電話向けネット小説のユーザー数は12.0%増加し、比較的高い増加率を維持した。

 EC系アプリは近年ネットアプリの中で急成長しており、携帯電話向けのアプリも目覚ましい成長を見せている。そのうち携帯電話のオンライン決済を利用するユーザー数が、大幅に増加している。同報告書によると、2013年6月末現在、中国のオンライン決済利用者数は2億4400万人に達し、2012年12月末比で2373万人増(10.8%増)となった。そのうち携帯電話のオンライン決済の利用者数は、2012年より43.0%増加した。この他、携帯電話のショッピング、共同購入、ネット銀行なども大きく発展した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年7月18日

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