国連、微信に公式アカウントを開設
国連の微信の二次元コード |
国連開発計画(UNDP)駐中国代表事務所は14日、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が同日、中国製スマホ向けインスタントメッセンジャーの「微信(WeChat)」に国連の公式アカウントを開設したと発表した。新華網が伝えた。
潘事務総長はこのほど、ニューヨークから微信およびその他のSNSに動画を投稿し、「世界のSNSにおける国連の影響力は拡大しつつある」「微信アカウント開設を通じ、中国の人々に国連のニュースや最新情報を知ってもらい、国連の重要性について理解を深めてもらいたい」と語った。潘事務総長は6月18日に、2007年の就任以降6度目となる訪中を予定している。
UNDP駐中国代表事務所は、「潘事務総長の訪中期間に同アカウントがスムーズに利用できるようにするため、これまで約1カ月間のテストを実施した」と表明した。
微信のユーザーは14日より、新たに開設された国連のアカウントを通じて、潘事務総長に質問ができるようになった。潘事務総長は訪中期間に、ユーザーの質問に回答する。ユーザーはまた微信を通じ、潘事務総長の訪中期間の各種活動について知ることができる。
国連の同アカウントは、ニューヨーク本部の広報部によって管理され、国連の世界各地における最新の動向を毎日発表する。ユーザーは「聯合国(注:中国語で国連の意味)」又はそのピンインの「lianheguo」で検索をかけるか、二次元コードを利用することで、国連のアカウントをお気に入りに追加できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年6月17日