神舟10号 高精度測量・制御システムが完成
太原衛星発射センターの于志堅チーフエンジニアは、「当センターの次世代高精度測量・制御システムが初歩的に構築された。全天候条件下のリアルタイム画像の取得、目標物の状態の測量、情報の迅速な分析・処理・評価、準宇宙目標物の特徴識別などの総合能力が飛躍的な進展を実現し、中国有人宇宙船発射任務の測量・制御の需要を完全に満たせるようになった」と語った。科技日報が伝えた。
同センターの情報によると、有人宇宙船「神舟10号」の任務に参加する人員と設備はすでに準備を整えており、いつでも打ち上げ体制に入ることができる。
中国測量・制御ネットワークの重要な構成部分である、同センター所属の測量ステーションは、神舟の発射任務で重要な役割を果たしてきた。神舟10号の発射任務において、同センターは発射上昇中の追跡測量および宇宙衝突予報警戒任務を遂行する。