中国最大の漁業調査船、南沙群島で漁業資源を調査
中国水産科学研究院南中国海水産研究所が明らかにした情報によると、中国が初めて自主設計・建造した最大級の漁業調査船・南鋒号が3月10日に広州から出港し、海上で8日間に渡る連続航行・作業を実施中だ。同調査船は現在、中国の南沙群島の海域に到着し、専門的な漁業資源調査を行っている。人民日報が伝えた。
南鋒号は今回、国家特別プロジェクト「南中国海漁業資源調査・評価」の2013年第1回科学調査を実施する。今年は計4回に渡り、南沙海域の漁業資源環境の総合調査を実施する予定だ。
南鋒号は中国が初めて自主設計・建造し、2010年に建造され初航行した、知的財産権を有する総合性海洋漁業資源・環境調査船であり、中国最大級の漁業調査船でもある。同調査船は北極・南極以外のすべての海域に到達することが可能で、さまざまな海洋条件下で航行し、調査活動を展開できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月18日