ふたご座流星群　14日に出現か

　北半球三大流星群の一つ、最も観測の価値があるふたご座流星群は、毎年12月14日頃に時間を守り訪れるため、「最も信用を守る流星群」と呼ばれる。ふたご座流星群の1時間当たりの流星数は120個以上に達し、時にはこれが約200個に達する。今年は12月14日に、ふたご座流星群が夜空に輝くことになる。見晴らしが良く、明かりのない場所であれば、観測が可能だ。人民日報海外版が伝えた。

　ふたご座流星群が天文ファンの間で人気が高い理由は、その「信頼性」にある。流星数の変動が少なく、予想が容易だ。12月は晴天が多く、観測に適している。また夜間は常に観測できるため、月による影響を受けにくい時間を選択できる。ふたご座流星群は流星数が多く、明度が高く、スピードも適度で、色彩が豊富なため、我慢強く待つ必要がない。その他の流星群の母体は彗星だが、ふたご座流星群は小惑星のため、研究価値が高い。ふたご座流星群は、双子座付近に輻射点を持つため、簡単に見つけられる。

　ふたご座流星群は今年、北京時間14日7時に出現する可能性が高いとされているが、13日夜、14日未明も観測に適している。流星群は月による影響を受けやすいが、今年は旧暦の1−2日であるため、一晩中月に邪魔されることがない。（編集YF）

　「人民網日本語版」2012年12月13日