電子情報技術の研究推進 国家重点実験室が設立
電子情報システム複雑電磁環境効果国家重点実験室がこのほど、中国洛陽電子装備試験センターに設立された。同実験室の設立により、中国高性能電子情報システムの科技イノベーションおよびコア技術の研究が効果的に促され、社会発展・公共安全および国防・軍隊建設における電子情報技術発展のボトルネックが解消され、中国の同分野の競争力が強化される。人民日報が伝えた。
同実験室は、2012年10月に中国科学技術部から建設認可を受けたもので、同研究を手がける中国唯一の科学研究実体だ。現在すでに科学技術界の代表人物、関連分野の専門家、若き研究者による研究チームが結成されている。
設立準備の開始以来、同実験室は複雑電磁環境の特性・シミュレーション、総合効果メカニズム、効能の評価理論の三つの面から、基礎的かつ将来性のある科学理論・技術方法の研究を展開した。これにより「某対抗試験技術の研究と応用」、「某模擬試験システムの開発と応用」等の国内ハイレベル研究成果を獲得し、国家自然科学基金、973計画、863計画等の30余りのプロジェクトを完了し、国家級および部・委員会級の科技進歩賞を10数回受賞した。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月13日