大型AMOLEDパネル技術 中国が世界トップレベルに
液晶パネル中国最大手の京東方科技集団はこのほど、世界初の酸化物TFTバックプレーン技術とインクジェット印刷技術を融合した17インチAMOLEDパネルを開発した。これは中国のAMOLED新型半導体・ディスプレイ技術が、世界トップレベルに達したことを示す。人民日報が伝えた。
新興の半導体・ディスプレイ技術であるAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)は、伝統的な液晶パネルより反応速度が早く、高コントラスト・広視野角を特徴とし、より広大な市場空間を持ち、幅広い応用が期待されている。酸化物TFTバックプレーン技術は、AMOLEDディスプレイ商品の開発・製造におけるコア技術で、世界の同業者が競合を展開する重要な技術だ。京東方科技集団による今回の画期的な技術進展により、より高画質・軽量・省エネな大型AMOLEDパネルの大規模量産が可能となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月6日