TD-LTE周波数帯の割当が発表、中国移動は130MHz帯を獲得 (2)
世界的には、700(800)MHz/1.8GHz/2.6GHzが4Gの3大主流周波数帯となっている。中国の700MHzの周波数帯は国家広電総局に独占されており、取り戻すことができない。
中国工業・情報化部(省)による今回のTD-LTE周波数帯の割当を見ると、中国移動が1800MHzの帯域を獲得したほか、3社はいずれも高周波数帯を使用しTD−LTEネットワークを構築する。これは3社の基地局の計画と、設置場所に課題を突きつける可能性がある。
3G時代において、中国電信のCDMA2000は800MHz、中国移動のTD-SCDMAは1800MHzと2.1GHz、中国聯通のWCDMAは2.1GHzの帯域を使用していた。周波数帯は中国移動と中国聯通の3Gネットワークの構築、利用者の体感に大きな影響を及ぼした。
無線電管理局の謝飛波局長は、「政府と監督管理部門は1.4GHz、3.5GHzをTDD方式の今後の発展に用いることを前向きに検討しており、かつ50GHz以上の帯域を未来のモバイル通信の発展の需要に充てることを検討している」と表明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月20日