武漢 多くのタクシーのブレーキに隠れたリスク
武漢にある1万3千台のシトロエンのElyseeのタクシーにABS(アンチロックブレーキングシステム)が設置されておらず、ディスクブレーキが正常なサイズよりも小さく、ブレーキの制動に隠れたリスクが存在し、追突などが多発していることが明らかになった。特に雨の日には一般に車間距離が30メートルはないと安全ではないという。タクシー運転手は高額でこうした車を強制的に購入させられて、しかもすでに1年以上も利用されている。
神竜汽車は公式ウェブサイトで2日夜10時57分に公告を発表し、3日から東風雪鉄竜(シトロエン)の愛麗舎(Elysee)で「ABS」が設置されていないタクシーで問題が生じたか、懸念する購入者を対象に、同社の武漢の各特約代理販売店で無料検査を行い、安全面での隠れたリスクをチェックすると同時にメンテナンスを提供すると述べた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月4日